フラクセルレーザーとは
レーザー治療の一種である「フラクセル」は、 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、進化したレーザー治療です。 “肌を入れ替える”ことを目的とした治療法及びその治療器である 「フラクセル」は、レーザー治療という分野においては最新の技術になります。 従来のレーザー治療に用いられるレーザーの光(照射ビームとも言います) の大きさの単位は『センチメートル』もしくは『ミリメートル』でした。 つまり、どんなに小さなものでも『ミリメートル』という視認出来る大きさだったわけです。 対して、「フラクセル」の照射ビームの大きさの単位は、『マイクロメートル』。 すなわち、『ミリメートル』の1000分の1です。 ちなみに、単位は『マイクロメートル』ですが、実際の大きさをわかりやすく換算すると、 0.08ミリメートルほどになります。いかに小さいか、おわかりいただけたでしょうか。 その小さなレーザーで切除する―――わけではなく。 点にしか見えない小さなレーザーの“集合体”を照射するの が「フラクセルレーザー」なのです。 具体的に言うと、1平方メートルあたり125あるいは 200ショットの照射ビームが一度に照射されます。 これを何回か繰り返すので、1平方メートルあたり 1000〜2000ショットの照射密度になります。 そして、照射後の皮膚は、照射ビームが当たった数だけ 穴が開いている状態になります。 イメージとしては、華道で使う剣山やBCGの注射で 穴を開けるのを思い浮かべていただくとわかりやすいかと。 もっともっともっと小さな穴の細かな集合体ですけどね。 “穴”というダメージを回復させるべく皮膚が生まれ変わろうとします。 そうです、皮膚を生まれ変わらせることが「フラクセルレーザー」の目的であり、 「フラクセルレーザー」という治療法のメカニズムです。 なお、シミ・シワ・ニキビ跡・毛穴の開き・色素沈着・たるみに対して 効果があるとされています。また、美白効果や肌質改善効果もあるとのこと。 怪我などの傷跡にまで効果があるそうです。 ただ、効果はあるものの、麻酔をしても痛みを伴い、 照射直後は肌に赤みを帯びてしまうというデメリットもあります。 しかしながら、ただ切除するだけのレーザー治療よりは 安全かつ安心出来る治療法ではあります。 「肌に無数の穴を開ける」と聞くとなんだか恐ろしく思えますが、 「フラクセルレーザー」の真意は、「肌に針の先より小さな穴を たくさん開けることで古い皮膚から新しい皮膚へと生まれ変わらせる」ということ。 人間がもともと持っている再生力を応用した治療法なのですね。
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